2017年1月30日、アルカディア市ヶ谷(東京)において、国際長寿センターとさわやか福祉財団によるシンポジウム「すべての世代がいきいきと暮らせる地域をどう創るか―高齢者よ 地域で輝こう!」が開催された。
現在、日本と同様にヨーロッパでは福祉国家志向から全員参加社会に向かって大きな変化が起こっている。そして高齢者を支える仕組みも、全国的な保険制度中心からそれぞれの地域が大きな役割を持つようになっている。
本シンポジウムは、日本と共通の目標と課題をもつオランダの、地域における取り組みの最新報告を踏まえて、日本の高齢者の社会参加のあり方、地域の助け合いを基礎とした新しい仕組みづくりについて考えた。 報告書を読む
【プログラム】
<第1部> |
1.「海外の最新動向と日本への示唆(1)」 |
松岡洋子 (東京家政大学人文学部准教授、国際長寿センター調査研究主査) |
2.「高齢者のパワーとポテンシャル」 |
フランク・ファン・ローイ (オランダ・ライデン市福祉法人ラディウス理事・所長) |
3.「海外の最新動向と日本への示唆(2)」 |
松岡洋子 |
<第2部>(問題提起とディスカッション) |
(問題提起) |
1.「日本の生活支援の仕組みと実情についての問題提起」 |
清水肇子 (公益財団法人 さわやか福祉財団理事長) |
2.「オランダと日本を比較して考えたこと」 |
服部真治 (医療経済研究機構研究員兼研究総務部次長、 国際長寿センター調査研究委員) |
(ディスカッション) |
コーディネーター |
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