国際エイジングニュース
【人口】
- シンガポール:人口が過去最高更新―少子高齢化を外国人移民で下支え(9/29)
- 韓国:高齢化率が初めて20%突破…高齢者の相対的貧困率はOECDで最高水準(10/9)
【健康・ケア】
- 韓国:長期療養保険支出、5年で87%増…特に国庫依存度が上昇(10/6)
- OECD各国:ヘルシーエイジングや地域ケア推進の経済効果に関するOECD報告書―リエイブルメントの国際比較も(10/8)
【経済・お金】
- 韓国:基礎年金の受給資格ある高齢者41万人が未受給…支給率は70%に届かず(10/22)
【プロダクティブ・エイジング、社会生活】
- 英国:認知症の当事者がサッカー選手の「エスコートシニア」に―認知症啓蒙キャンペーンの一環として(10/9)
- 米国:「長寿への準備インデックス」レポート:幅広い視点から高齢期への準備状況を分析(10/15)
- ドイツ:年金受給者の所得が月2000ユーロまで非課税にー人材不足へ対応(10/15)
- オーストラリア:シニアにとって幸せとは?全国調査から11のタイプに分類(10/20)
【生活環境・コミュニティ】
- 中国:引退したバスが高齢者向け給食車に変身(10/31)
【人権・エイジズム・年齢制限】
- ニュージーランド:エイジフレンドリー・メディアガイド:尊重と包摂を促すストーリーの伝え方(9/21)
- 国連:国際高齢者デー:全ての年齢層が包摂される社会をさらに呼びかけ(10/1)
【テクノロジー、イノベーション】
- 米国:高齢者のデジタル利用は増加傾向も、3割以上が高速ネット接続なしー全国調査から(10/6)
- 日本・中国・韓国:中日韓が高齢者介護技術の事例データバンクを設置(10/28)
- 世界各国:世界の認知症テクノロジー・マップを発表(10/21)
【サステナビリティ】
- 世界各国:健康のための気候変動対策に取り組むネットワーク加盟国が100カ所に(10/16)
- 世界各国:SDGs推進におけるシニアのパワーを国連が報告書で強調(10/24)
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【人口】
- 韓国:ソウル市の婚姻は2年連続増加、離婚は減少も「熟年離婚」急増…平均離婚年齢は50代(9/20)
- 米国:100歳以上高齢者は2010~2020年に5割増(9/22)
【健康・ケア】
- 世界各国:おむつの世界市場は988億ドル規模―特に大人用の市場が急速に拡大(9/8)
- 欧州:2024年の平均寿命は地域全体で81.7年―前年より0.3年伸長(9/11)
- 中国:長期介護師資格の共同試験を9省市で初めて実施(9/18)
- 世界各国:世界アルツハイマー報告2025「認知症との暮らし再考―リハビリの力」(9/18)
- オーストラリア:地域の図書館が高齢者支援の情報拠点に(9/19)
- 英国:社会的処方の紹介数は年に100万人以上へー新たな調査より(9/29)
【経済・お金】
- 韓国:高齢者の年金受給率9割超えも、「生活できない」金額に格差の現実(9/2)
- 中国:消費者の苦情内容、ライブ配信と高齢者詐欺に集中(9/9)
【プロダクティブ・エイジング、社会生活】
- 韓国:大企業の正社員「高齢者だけ増加、若者は排除」―20年間で雇用構造が逆転(9/10)
- 韓国:「年金もらっても休めない」―高齢層の2人に1人は依然として職場へ(9/16)
【生活環境・コミュニティ】
- 英国:より良く長い人生を送れる地域はどこ?ILC-UKが指標を開発し結果を発表(9/13)
- 中国:都市部の生活改善に向けて政府が「15分地域生活圏」改良へ(9/20)
【人権・エイジズム・年齢制限】
- 国連:国連総会で見過ごされる高齢者たちー議論は戦争や気候変動、若者に集中と専門家が指摘(9/27)
- 国連:人口高齢化・高齢者・高齢者の人権に関する24の共通メッセージを国連グループが発表(9/29)
【テクノロジー、イノベーション】
- 米国:シニアとAIの距離が縮まる傾向が浮き彫りにーAARP調査から(9/23)
【サステナビリティ】
- 欧州:今夏、超過死亡の85%は高齢者―酷暑への高リスクを反映(9/17)
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【人口】
- 韓国:4人家族がついに300万世帯割れー「家族の標準モデル」は過去のものに(8/9)
【健康・ケア】
- カナダ:児童・ティーン向け認知症教育ツールをアルツハイマー協会が開発(8/1)
- 欧州:平均寿命の男女差は5年以上だが健康寿命の差はわずか半年―2023年データより(8/8)
- 英国:社会的処方の未来について全国協会が調査を開始(8/13)
- 欧州:欧州諸国で高齢者の性感染症が増加傾向に(8/15)
- 英国:認知症当事者の3人に1人が診断を受けておらず―全国調査より(8月末)
【経済・お金】
- ニュージーランド:物価高による高齢者の苦しい状況が浮き彫りにー退職時期の再考も(8/6)
- 韓国:基礎生活受給者の4割超が65歳以上―高齢人口の1割以上が受給対象に(8/6)
- 米国:年金の繰り上げ受給者が増加傾向―背景に制度への不信感や誤解も(8/13)
【プロダクティブ・エイジング、社会生活】
- 韓国:大企業で「世代逆転」現象―50歳以上社員の割合が初めて20代を上回る(8/8)
- オーストラリア:「図書館の蔵書数が多い地域ほど要介護リスクが低い」という日本の研究結果を高齢者団体が紹介―世界共通のテーマとして(8/8)
- 韓国:高齢層の労働人口が初の1000万人突破…希望就労年齢平均は73.4歳(8/12)
- ベトナム:新たな雇用法で初めて高齢就労者支援に言及―国として高齢化に対応(8/18)
- 英国:認知症の人の安全なソーシャルメディア利用:アルツハイマー協会が7つの対応ヒントを紹介(8/19)
- オーストラリア:シニアの旅行トレンド:旅行者の急増とともに「JOMO」や「ソロ」なども人気上昇(8/20)
- 韓国:政府が2030年までに高齢者雇用を130万件に拡大へ…需要増大で待機者12万人超(8/29)
【生活環境・コミュニティ】
- シンガポール:高齢者に優しい地域作りの新たな取り組みを、首相がNDRで発表(8/17)
- 米国:ニューヨーク州ハドソン市がAARPエイジフレンドリー・コミュニティ・ネットワークで1,000番目のメンバーに(9/3)
【人権・エイジズム・年齢制限】
- 英国:60歳以上の無料交通パス撤廃を、世代間公平の推進者が呼びかけー168億円の減収と指摘(8/15)
【テクノロジー、イノベーション】
- 米国:AI「ジョイ」が電話で自然な会話サービス:ハイテク不要で高齢者の孤立防止や安否確認へ(8/13)
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【人口】
- 世界各国:100歳以上は世界で63万人、その大半は10カ国に集中―国連データより(7/2)
- 北朝鮮:「人口減少」に北朝鮮も苦悩…五つ子誕生の宣伝や多子家庭への優遇策も(7/10)
- 韓国:2100年の人口は現在の3分の1に―シンクタンクが「1500万人に急減」予測(7/28)
- 韓国:65歳以上が初の1000万人突破…1人暮らしは804万世帯に拡大(7/31)
【健康・ケア】
- 英国:名優ジュディ・デンチが認知症の早期診断を呼びかけ(6/24)
- 世界各国:社会的なつながりは健康状態の改善や早期死亡リスクの低減と関連―WHO報告書より(6/30)
- 世界各国:WHOが各国へ健康税導入を呼びかける「3 by 35」を開始(7/2)
- 英国:慢性疾患患者を自動的に社会サービスへリンク:2026年より段階的に開始(7/17)
- 米国:家族介護者の数は10年間で5割増加し6300万人に―全国調査より(7/24)
【経済・お金】
- 韓国:ネット銀行に温もりを―韓国のカカオバンクで高齢者専用の手厚いサポート(7/4)
- ニュージーランド:銀行利用や投資活動は人口高齢化でどう変わるか?中央銀行が報告書を発表(7/15)
【プロダクティブ・エイジング、社会生活】
- 中国:「シルバートレイン」の人気が高齢旅行者の間で加速―独自の設備やサービスも(7/15)
- ニュージーランド:地域スポーツ施設がシニア人気でパンク状態に(8/2)
- 国連:2025年国際高齢者デーのテーマは「Older Persons Driving Local and Global Action: Our Aspirations, Our Well-Being, Our Rights」(高齢者が地域や世界で活動の推進力に:私たちの願い、私たちのウェルビーイング、私たちの権利)(10/1)
【人権・エイジズム・年齢制限】
- オーストラリア:シニアがエイジズムを特に感じるのは「労働市場」と「小売サービス」-全国高齢者調査より(7/25)
【サステナビリティ】
- 世界各国:酷暑による高齢者への甚大なリスクに国連が警鐘(7/10)
- 世界各国:SDGs は過去10年間で何百万もの人々の生活を向上させたが、前進は依然として不十分 ― 国連報告書が指摘(7/14)
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【人口】
- 米国:人口高齢化が様々な視点で浮き彫りに-2024年データより(6/26)
【健康・ケア】
- 世界各国:世界保健機構(WHO)が全年齢層での予防接種を呼びかけ(6/5)
- 英国:社会的処方の効果検証-400万人以上のデータからアウトカム改善が示唆(6/5)
- 米国:認知症の人の介護者は、予防可能な認知症リスクを自身も抱えやすい-調査結果から(6/12)
- OECD加盟国:介護のニーズアセスメントと受給要件:OECD各国ではどのようになっている?(6/16)
- シンガポール:外国人家事労働者への方言口座で連携-高齢者ケアの質向上へ(6/22)
- OECD加盟国:各国の介護制度を4タイプに分類-サービス内容や財源、質の確保などを基に(6/26)
【経済・お金】
- 韓国:消費低迷の半分は「人口構造」が原因:高齢化で「財布のひも固く」-韓国銀行報告書より(6/3)
- 韓国:住宅贈与の年齢が、贈与者・受贈者ともに高齢化―背景に老後不安か(6/5)
- 米国:AARPが金融機関向けに、認知症の顧客対応改善に向けた総合情報ページを立ち上げ(6/12)
- 米国:社会保障年金と高齢者向け医療制度の積立金が、2033年に枯渇の見通し(6/18)
【プロダクティブ・エイジング、社会生活】
- デンマーク:定年退職年齢を70歳に引き上げへ―欧州最高水準に(5/22)
- 米国:全米高齢者問題協議会(NCOA)が第5回フォトコンテストを開催―エイジングの再定義を目指して(6/2)
- 中国:高齢者の人気を集める「1日2,000円の寄り合い」サービス(6/4)
- インドネシア:国内初の「退職者による退職者のためのラジオ局」が大人気に(6/6)
- 英国:エイジズムを打ち破るシニアサーカス(6/14~15)
- 中国:高齢者向けおもちゃがブームに?シニア市場を支える新潮流(6/12)
- シンガポール:初回献血者の年齢上限を60歳から65歳に引き上げ(6/28)
【生活環境・コミュニティ】
【人権・エイジズム・年齢制限】
- オーストラリア:高齢者の人権推進に向けて市民社会団体がネットワークを設立(6/6)
- 英国:50歳を超えたら野外フェスは卒業すべき?4人に1人が「シニアの参加少ない方がベター」(6/23)
【テクノロジー、イノベーション】
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米国:シニアのフィンテック利用は普及しつつも、利用方法はまだ限定的―AARP調査から(6/16)
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スイス:アルツハイマー協会が当事者視点の新たなプラットフォーム「Alzpeer」を立ち上げ(6/19)
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世界各国:シニア層がソーシャルコマースを積極活用―ミレニアル世代を上回る成長率(6/24)
- ドイツ:デジタルアンバサダーが高齢者へ無料でデジタル支援―自宅訪問も(6/30)
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【健康・ケア】
- WHOが「健康の公平性を左右する社会的決定要因に関する世界報告書」を発表。世界の平均寿命格差が30年以上に
- 英国リンクワーカー全国調査2025発表。やりがいを感じつつも研修や育成などに課題
- 米国:アルツハイマー協会が認知症と診断されたばかりの人へ、無料の総合支援モバイルアプリを構築など
【経済・お金】
- 韓国:認知症高齢者は124万人、保有財産は16兆円-2050年には50兆円超になると推計。
【プロダクティブ・エイジング、社会生活】
- 英国:103歳の女性がTikTokでメイクのインフルエンサーに
- 米国:シニアの終活支援でAARPとIndeed社が提携-プラットフォームも立ち上げ
- イタリア:「工事現場の野次馬じいさん(ウマレル)」たちが地域で活躍へ
【生活環境・コミュニティ】
- 英国:エイジフレンドリーなジム:車いすでも利用可能など
【人権・エイジズム・年齢制限】
- オーストラリア:シニアが特にイラ立つ「高齢者のイメージ」は?(全国調査より)
【テクノロジー、イノベーション】
- 高齢者に優しいデジタル経済国際標準をISOが発表
- 米国:Uberがシニア向けアカウントを立ち上げ。シンプルモードを使えば簡単な操作で利用可能。支払いや送迎予約は家族でも可能に。など
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「人口」、「健康・ケア」、「経済・お金」、「プロダクティブ・エイジング、社会生活」、「生活環境・コミュニティ」、「人権・エイジズム・年齢制限」、「テクノロジー、イノベーション」について、海外の最新情報をお届けします。
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新型コロナウイルス感染症が世界各地の高齢者に大きな影響を与えています。
Covid-19関連海外情報の第3弾では、国際長寿オランダセンターの母体であるライデンアカデミー(ライデン大学内の高齢者センター)が運営する、高齢者が自分のストーリーを語り、お互いに刺激を与えるためのプラットフォーム「Wij&corona(私たちとコロナ)」より8人のストーリーを本人の許可を得てご紹介します。
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ILC-GAは高齢者の自己実現およびウェルビーイングに重点を置くグローバルな組織として、Covid-19パンデミック下において行うべきことについての意見表明をしました。
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新型コロナウイルス感染症が世界各地の高齢者に大きな影響を与えています。
Covid-19関連海外情報の第2弾では、国際長寿オランダセンターの母体であるライデンアカデミー(ライデン大学内の高齢者センター)が運営する、高齢者が自分のストーリーを語り、お互いに刺激を与えるためのプラットフォーム「Wij&corona(私たちとコロナ)」より9人のストーリーを本人の許可を得てご紹介します。
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新型コロナウイルス感染症が世界各地の高齢者に大きな影響を与えています。
欧米先進国の地域の中で生活する高齢者がどのように活躍し、また高齢者へのサポートが行われているのかを中心に、国際長寿センターの海外ネットワークを生かしながら緊急に届いている情報をまとめました。
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オランダ国際長寿センターが報告書「世代間の境界を越えて」を刊行しました。(オランダ語)<2018年10月>
オランダでは、第2次世界大戦以降、家族の形態が大きく変化し、3世代同居から核家族化へとシフトしてきた。現在はさらに、夫婦2人暮らしや一人暮らし、母子家庭、LGBTのペアなど、多様化する中で、若者と高齢者が一つ屋根の下に住むことはほとんどなくなっている。また、地域においても異世代が交流をする機会はほとんどなくなり、それによって若者が高齢者に対する偏見(エイジズム)をもつ傾向がみられるようになった。
これを払拭するために、オランダ国際長寿センターは、ジョー・ヴィザ―財団、ナレッジセンター・ハウスケアと協力して、まずは2016年と2017年にオランダ国内での世代間交流の取り組みを集め、報告書にまとめた。
今回は、海外からの学びを得るために、世界15カ国における世代間交流の取り組みについて調査し、報告書にまとめた。
日本センターはオランダセンターの依頼を受け、日本の取り組みについてまとめ、寄稿した。(P5、P24~27)
◆報告書の全文はこちらからダウンロードできます
◆日本の取り組みついてまとめた原稿はこちら 
長寿社会のトップランナーである日本の高齢化の様相を、高齢者の暮らしに焦点をあてて日・英両文で紹介しています。
高齢者の生活や行政の施策、高齢者をとりまく社会の環境統計データなど長寿社会関連の幅広い分野における「日本発」の情報コーナーです。