国際交流

アメリカのジャーナリスト Jason Hidalgo氏 滞日
(2005.9.1~11.30)

アメリカのジャーナリスト Jason Hidalgo氏が、3ヶ月間滞日

アメリカ・ネバダ州のReno Gazette Journal紙の健康担当記者・日曜版コラムニストであるJason Hidalgo氏が、フルブライト奨学金により日本の健康・福祉・社会保障等の現状を取材するため、9月1日より3ヶ月間日本に滞在した。
ILC-Japanは、彼が一昨年開催されたILC-USのAge Boom Academy*に参加したという関係から、滞日中取材のコーディネートを担当。

厚生労働省、東京都老人総合研究所、呆け老人をかかえる家族の会、医療経済研究機構、柴田博桜美林大学教授の協力を得て取材日程を構成した。終盤ではILC-Japanの「介護支え合い相談」の電話相談員より、介護経験を聞く取材も行われた。

Hidalgo氏はこの3ヶ月をふりかえって、「他のフルブライト奨学生たちが取材先とのアポイントメントに苦労する中、自分はILC-Japanのコーディネートにより、多岐にわたる充実した内容の取材を行うことができた」と語った。
ILC-Japanは今後もこのような依頼に対応できるよう、態勢を整えていく。

*Age Boom Academy
長寿に関する理解を深めるよう計画された、ジャーナリスト向けのセミナー

■ヒダルゴ氏取材先一覧

取材日 取材先 テーマ
9/6 厚生労働省老健局総務課 課長補佐
黒田秀郎氏
改正介護保険制度
9/12 東京都老人総合研究所
地域保健部門研究員 藤原佳典氏
高齢者が地域社会で積極的な役割を果たすための研究及び世代間交流
9/13 厚生労働省政策統括官付
社会保障担当参事官室 室長補佐
山口高志氏
社会保障制度全般
9/16 厚生労働省雇用均等・児童家庭局
大臣官房審議官 白石順一氏
少子化
9/20 厚生労働省保険局総務課
課長補佐 村上正泰氏
医療保険
9/27 りぷりんと中央区シニア読み聞かせボランティア
セミナー終了発表会(藤原佳典氏の紹介)
りぷりんとの活動視察
10/1 呆け老人をかかえる家族の会
京都支部代表 高見国生氏
介護家族
10/12 医療経済研究機構 研究主幹 西村淳氏 年金
10/17 桜美林大学大学院加齢発達研究所所長
柴田博氏
老年学
10/27 国際長寿センター 電話相談員 介護経験談

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